マルチカメラ収録での工夫

 27 Sep 2012 11:00:00 pm

 先日、仙台市のホールで数台のカメラを使いコンサートを収録する機会があった。
 当日はぶっつけの収録なので事前に会場の下見を兼ね、カメラのセットに関しての諸注意などの打ち合わせは行った。その結果、仙台市では先の震災以来、公共のホールなどでは通路にはみ出す三脚等のセットは一切禁止とされているとの事だった。
 下見で撮ってきた写真を見ながら、三脚を立てず、通路にはみ出さない方法を色々考えてみた。
 舞台を正面から全体を撮る無人のセンターカメラは最後部の手すりに一脚を固定する方法を考案して利用した。
 手すりのパイプと接する部分には滑り止めのゴムを貼り、傷を付けずにしっかり固定出来るようにした。仮止めに極太の輪ゴムを使用したのは、固定用にガムテープの使用も遠慮して欲しいとのホール側の要請によるもので、会場を奇麗に保つためには当然の事だと思う。粘着テープは効果は仮止め効果は絶大だが確かに糊分は残ってしまう。
 今回は定員300の小ホールで舞台まで20mだったのでこれでいけたが、器が大きい場合には客席に無人で三脚を置くことになる。



 パイプと接する部分には滑り止めを貼り、ゆるい湾曲構造にして50mm前後のパイプに対応出来るようにした。白い部分に一脚を取り付ける。


 舞台上のピアノ奏者を狙う無人カメラには階段にクランプを挟み、一脚を固定し利用する方法で考えた。階段に傷を付けないように配慮し、滑り止めの板にゴムを貼り、挟み込んでいる。ガムテープを使わなかったのは手すりと同じ理由だ。
 ピアノは最後部からも狙えるが、画質的に可能な限り近い距離から撮るのが原則なので舞台の前縁ギリギリにセットした。観客に違和感を与えない範囲で、セットできるのは民生の小型カメラゆえに出来る技だろう。



 唯一、客席内にセットした操作カメラには三脚の脚をを利用して、半固定のカメラをセットする方法を考えた。
 無人カメラはリハーサルで、出演者の立ち位置を事前に確認し画角やサイズを決めているが、本番になると決まって位置がズレてしまう。そんな訳で完全無人には出来ない部分があるが、そうそう客席を占領し、三脚を立てるわけにはいかない。仮に設置できたとしても、本番中に操作カメラを離れる事も出来ないので中途半端な映像になってしまう。
 そこでメインのカメラ操作しながら、多少の位置調整にパーンやチルトが出来る「設置具」を工作した。
 三脚の脚に挟み込んで固定するだけだが、スライドさせて高さの位置調整も出来る。ネジを一本締めるだけで完了だ。接触部分には滑り止めのゴムを貼ってあるのでキッチリ固定できる。
 操作カメラの邪魔にならない範囲でセットし、予め狙う被写体を決めてしまえば良い。今回も本番中に微妙な調整が出来て非常に効果を発揮してくれた。


 メインカメラの三脚のレール状の部分に挟み込む。真ん中の黒いガイドは脚のパイプ部に沿う構造で、ガタツキも軽減される。水平調整は自由雲台で行う。



 電源は、現場の作業を極力減らすように一括で事前に自宅で準備できる。事前にセットしたものをマジックファスナーで三脚に固定するだけでACケーブルを一本、コンセントを引けば終了だ。結構長時間の撮影なのでACが使える現場では基本、ACを使っている。


 こうした舞台の撮影は何度か経験しているが、一人で行う場合にバラバラに持参し全てを現場で作業するとセッテングに時間がかかり、余裕がなくなり撮影にも影響する。リハーサル中に、ソロをとる奏者やパートなどをある程度は見ておきたいし、音声のレベルセットなども他にも作業は多くある。今回、音声は会場の吊りマイクを借用できたので音声はレベルチェックだけで済み、H4と言うICレコーダーで記録した。
 バラバラに録画した映像はマルチカメラ編集というスイッチング風にカット決めができるツールで行い、最後に音声を調整して完了する。
 時間はかかるが気に入るまでトライできるし、完成していく過程を実感しながら行える楽しい作業だ。

カテゴリー : 撮影機材とDIY | Posted By : bigm |

  博物園の森・・久々のボラガイド・・

 26 Sep 2012 11:00:00 pm

 デスクワークが続き、久々の更新。 
 お天気も久しぶりに快晴・・。今日は博物園でガイド。来園者は大学生が56名の団体でガイド5人でを11人づつを担当した。時間が限られていたが、スピードアップしてブナ広場まで案内した。ブナの原生林の雰囲気は感じてもらえたようだ。殆どが県外出身者のようだ。たまには若者と話すのもいいものだ。

 もう9月下旬、園内はすっかり初秋モードだ。気温は20度。快適そのものだ。管理車道はすすきが揺らぎ、逆光にキラキラ輝いて美しかった。


林床にはミゾソバやイヌタデ・・。



 帰路に、志津野営場のある地蔵沼に寄ってみた。廃業した「月山荘」が解体され、まさに作業が進行中だった。国民宿舎としてスタートし、何度か利用した事もある。一つの時代が終わったのかなと感じた。案内板にはまだ国民宿舎も文字が・・・。
 その地蔵沼・・・紅葉にはまだだったが、まもなく素晴らしい紅葉ポイントに変身する筈だ。今年は季節の移ろいが少し異常だが、10月中旬から下旬だろうか。

 湖面を見ると水鳥が回遊していた。カルガモの成鳥か?





 途中で、姥沢小屋に勤務するS氏と話したが、そろそろ山頂が色付いて見えるとの情報だった。月山は例年、9月末から10月上旬が紅葉の時期だが、今年はどうだろう・・。

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  のんびり博物園の森

 13 Sep 2012 11:00:00 pm

 今日も応援で博物園へ・・。快適で好い季節なのにフリーの来園者はなく、のんびり森を散策。
 お気に入りのトレイルはまだ緑が濃く、木漏れ日が美しい。気温も26度程で心地よい。歩けば汗が出るが・・。




 森を歩くようになって今までと周囲を見る視点が違ってきていると感じる。以前なら見逃していた虫や花が目につくようになっている。今日もトレイルで鮮やかな緑の青虫をみつけた。スズメガの仲間のようだが・・?。調べてみると「コエビガラスズメ」の幼虫とと判明・・上手に使えばネットは便利!。


 帰宅すると注文していた蝶の図鑑が届いていた。日本蝶類保全協会編、写真中心で実に見易い。


 さっそく調べると、以前に撮った蝶の名前が判った。
 これは・・アカタテハ



 そして・・ヤマキマダラヒカゲ

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  9月最初の博物園ボランティア

 12 Sep 2012 11:50:00 pm

 昨日、11日は9月最初のボランティアガイドで博物園へ。宮城からの体験旅行の中学生が大勢やってきたので応援に・・。自分は体験教育授業のガイドはあまり得意ではないので応援役にまわった。
 120名程というからガイド総出で対応。森に入る前はそこそこのお天気だったが、生徒たちがセンターに戻る頃から激しい雷雨が月山山麓を襲った・・。雷鳴が轟きすさまじい雨だった。



 雷雨が止み、雲が切れると、姥ケ岳がくっきり・・・。山肌の様子がいつもと違う・・。白い筋状に見えるのは沢を流れ落ちる水だ。双眼鏡で覗くと滝のように流れ下って見える。普段めったに見る事はないが、いわゆる鉄砲水だろうか。

 レスキュー車が姥沢に急行したとの情報だったが、翌日の新聞で釣り人が渓流釣りで沢に入り、増水で戻れなくなり、結局は防災ヘリで救助されたと報じられた。登山道も一部で凄い状態になったらしい。急な雷雨は怖いと実感した。こちらは晴れの姥の遠望


 午後、雨上がりの森に入った。湿地にオニシオガマが咲いたとのことで観察に・・。サンカヨウのように雨で濡れると花弁が透き通るようだ。



 以前から気になっていたがミズナラの実が枝ごとトレイルに落ちている。かなりの数でまだ未熟の実だ。ハイイロチョッキリと言う虫が実に穴を開けて産卵し、切り落とすのだと言う。持ち帰って観察してみようと思う。

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  初秋の大井沢と月山

 11 Sep 2012 10:00:00 pm

 ここ数日、管理している高校同窓会のHP更新に時間を取られて、気にしながらも更新できなかった。
 デスクワークが続くとストレス解消に山や森に行きたくなるので、そこそこ出かけてはいたが帰宅すればやはり更新が優先になる。怠けていた訳ではないが随分久しぶりの更新になった。
 まず、7日の大井沢・・晴れ上がった秋空のもと、秋ソバの花が見頃に。寒河江川の河畔を真っ白に染める風物詩だ。



 翌8日の土曜も朝からの好天・・ちょっと出遅れたが月山へ。8月に痛めた左膝が少し気になったので無理せず、のんびりと姥ケ岳から牛首、雪田草原コースを堪能した。
 初秋の花に加え、まだ咲き残っている晩夏の花も迎えてくれた。土曜でもあり多くのトレッカーが山頂を目指していた。
 姥ケ岳の池塘はもう草紅葉が始まり、姥山頂にはウメバチソウが残っていた。
 牛首下の雪渓はまだ健在、ここを渡る涼風の影響だろうか、キンコウカやイワショウブ、ニッコウキスゲまで咲き残っていた。
 リフト上駅から望む姥ケ岳・・まだまだ緑が濃いが・・。


 登山道を登るにつれ初秋の花が迎えてくれる。・・シロバナトウウチソウやハクサンボウフウ、そして定番はエゾオヤマリンドウ・・濃紫色に。




 姥ケ岳の池塘は紅葉し、山頂にはウメバチソウが咲いていた。



 山頂を目指すのか..白装束の列が・・。


 牛首下の雪渓はまだ残り、登山道周辺は花も多く残っている・・。

 ウサギギク

 ハクサンイチゲ

 キンコウカ

 イワショウブ


 牛首から見下ろす雪田草原、紅葉にはまだ早い・・。夏の名残、チングルマの風車が・・

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